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優しい自分でいることに疲れた方へ―本当の優しさと欠乏を埋めるための優しさ

 

こんにちは!!瞳花(まなか)です。

 

以前、20代の男性がこんな相談をしてきました。

「僕、いつも人のこと気遣ってしまっていろいろ優しくしちゃうんですよ。

そんな自分がホントは嫌いなんだけど、どうしても優しくしちゃうんですよね。なんで優しくすることがつらいんだろう。」

 

それを聞いて、昔の自分の気持ちと同じだったから共感できました。

でもその男性はホントに優しい人。

 

優しい自分でいることがつらい・・・

 

その原因は、やはり自分の「あり方」への不満だと思います。

 

ほとんどの人間には無価値感というものが心の根底にあります。育った環境や過去に植え付けられた「自分には価値がない」という思い込み。

 

優しくしていることがつらいと感じる場合は、

「優しくしていないと、自分は愛されないんじゃないか」という不安から、

自分の無価値感を埋めるための優しさだから。

 

根底に「ありのままでは価値がない」とか「ありのままでは認められない」とかいう自己肯定感の低さが隠れているんです。

 

きっと育った環境の中でも「親に喜んでもらいたい、親に認めてもらいたい」という親を気遣って育ってきたのではないでしょうか。

厳しい教育のご両親、褒められたり認められたりする感覚があまり感じれず愛情をしっかり受け取れなかった環境で育つと大人になってこれが強く出てしまいます。

 

 

自分の存在や価値が揺らいでいる状態で優しさを与えることは、

心のコップの中身がもうなくなりそうなのに、人に与えることと同じです。

 

優しさを与えることで自分の心の中身がより欠乏するのを感じてしまうんです。

 

だから、「優しくすることがつらい、優しい自分でいることが嫌い」というのは「あり方」が本当の自分らしくない「あり方」ですよというサインなんです。

 

恋愛でも同じことが言えます。

いつもいつも一生懸命つくすタイプになってしまう人いますよね。

その「あり方」が本当に幸せなら問題ないのですが、

それによって恋愛関係がうまくいかないとかご自分がつらいという気持ちがあるのなら一度自分の「あり方」を疑ってみたほうがいいかも。

 

本当に大切なのは、「自分には価値がある」「自分はありのままで愛される」と自分を認めてあげて、自分が満たされた強い状態で与える優しさが本当の優しさなんです。

 

だから、「優しさがつらい」と感じる方は自分の心を癒して、満たしてあげることを先にやってほしいんですよ。

 

他人に優しい人って、自分に優しくしてない人多いんですよね。

自分に優しくして、そのあとに他人に優しくしてください。

 

優しくしていることは本当に素晴らしいことなのにそこにツライっていう感情が結びつくのは何かのサインだと受け取ってくださいね。

 

「あり方」を修正して正しい「あり方」で生きることができれば、人間関係だけではなく仕事や経済面でもよりよくなっていきます。

 

ぜひ参考にしてください!

 

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