6Jun
こんにちは!!瞳花(まなか)です。
みなさんはご両親にどんな子に育つよう教育されましたか?
そして今もなおその理想の子を意識して生きていますか?
人は何歳になっても心の中に親の存在が大きく刻まれています。
どんなに反抗したとしても、どこかで「親に愛されたい、親の期待にこたえたい、親に認められたい」という思いがどこかしら存在していると思うんです。
子供のころは親に見放されれば死を意味しています。
ですから、親の言うことは絶対だし潜在意識にも親からの教育や言われたことが深く刻まれます。
しかしながら、心の中のご両親の存在がお守りになると幸せになれるのですが、
呪縛になることも多いんです。
大人になってもずっと自分の幸せや自由を妨害したり制限かけてくるケースです。
そこで知ってほしいのが、
親の理想とする子供像と本当のご自分が求めている幸せにはズレがあるということです。
ご両親が思い描いている将来の子供の幸せのテンプレートは、
本来その子供の「本当の自分」の幸せのテンプレートと違う場合がほとんどです。
親子の関係とはいえ、価値観も大切にしている物も違うし生きる時代も違います。
そしてこれからもご両親の生きてきた時代とはどんどん変わっていくのです。
厳格なご両親の期待に沿って従順に生きてきた優等生タイプほど後で後悔することも多いようです。
もちろんご両親が本当に愛情をこめて教育してくれている場合、
子供が自立できるように、社会的に認められるようにと子供の幸せを心から願っての精いっぱいの教育だとは理解しています。
自由に存在を認めてあげてのびのびと育ててくださった場合は問題ないですし、自己肯定感の高い素晴らしい大人になると思います。
私が指摘しているのは教育があまりにも過剰に厳しかったり、
過干渉すぎたり、ルールや束縛を押し付けたり、
無駄に自尊心を傷つける言動をしていたり、
やりたいことを全部否定している場合、
これからの人生ずっと心にロックがかかってしまい呪縛として生きづらくなってしまうのです。
幸せになろうとしてもその呪縛のせいで幸せから離れてしまうのです。恋愛、社会、お金、いろんな問題にも影響をしていくのです。
私の場合、父と母にとても厳しく育てられました。
褒められたり認められていると感じたことがありませんでした。
思い返してみればいつも怒鳴られてばかりで本当は認められたり優しくされることにいつも憧れていました。
自分がやりたいと思うことを自由にやらせてもらって感情ものびのび出すこともできて、温かい言葉をかけてもらってありのままの自分で存在してもいいという場所で育ったのなら、もっと自分を肯定し自由に力を発揮できたのかもしれないと思いました。
でもそれは社会で立派に自立して幸せになれるようにという親としての精いっぱいの愛情だったとは理解しています。愛情の表現の形はいろいろです。
そのことには感謝しています。
その後どこかしらで、本当は「親に認められたかった」という思いで社会に出たので、
ある種の仕事人間みたいな感じになり社会に存在できる場所、自分を認めてもらえる場所を必死で探しました。
がむしゃらに美容師という仕事を全うしました。
「なんでいつもそんなに頑張れるんですか?その原動力は何なんですか?」と聞かれたこともありました。
なんで頑張っていたのか・・・
もちろん美容師は大好きな最高のお仕事でした。
でも心の根底にどこかしら親に認められなかったことを見返してやりたいという気持ちもあったんだと思います。
そんな気持ちにすらずっと気づいていなかったのですが。
だからこそ生きづらい自分がいました。
どこかしら常に無理して意地になって生きている部分があったのです。
そんな風に今の心の動機には親からどう育てられたのか、親にどんな期待をかけられたのかというものが潜在意識に植え付けられています。
あらゆる場面で心の中の親からもらったルールが出てきます。
「こうあらねばならない」というルール。
それが自動操縦化されていて、行動に制限かけてくるんです。
ですから、親が期待する優等生を意識している部分を手放すことでもっともっと自由にいろんなことが解放されると思うんです。
可能性も広げられます。
お休みの時もゆっくりリラックスできない人って日本人多いのですが、
それも何かのロックがかかっているんです。
過去にリラックスすることが許されない環境にいたのかもしれません。
高校生、大学生で進路に悩む方たちもそうですが、
今大人で何歳の方にも当てはまることなのでぜひお伝えしたいです。
今の行動や追いかけている夢が親の期待を意識してのものなのか、
それとも「本当のご自分」が望んでのことなのかを見抜いてください。
本当の夢を追いかけてもいいということ、
リラックスしてもいいということ、
愛されてもいいということ、
成功してもいいということ、
やりたいことやらせてあげてもいいということ、
感情を豊かに出してもいいということ、
楽しいことワクワクすることに時間を使っていいということ
自分を大切にしてもいいということ
焦らなくてもいいということ・・・
どんなことにロックがかかっているか見抜いてください。
なぜか罪悪感を感じるということにロックがかかっています。
見抜いたらロックを解除するために頻繁に許可してあげてくださいね。
あなたを生きづらくしているのはどんな期待ですか?
親の期待に沿うことが本当の幸せとは限りません。
親の期待からそれることに必ず罪悪感というものが付きまとうと思うのですが、
真の親孝行は、ご自分がより自由になり本当の意味で幸せになることです。
そのことが結果的にご両親も幸せへと導くことができると信じてほしいんです。
もちろん今のご自分の才能や強みがご両親からいただいたものだと感謝も忘れずに・・。
みなさんの自由と幸せのために生きづらさのロックを解除してみてくださいね。