24Feb
こんにちは!!瞳花(まなか)です。
学校や社会には人間関係ストレスがつきものですよね。
価値観や感覚の違った人たちが集まるとストレスが溜まりますよね。
ただ同じ環境の中でもストレスを感じる人感じない人がいるのも事実です。なぜでしょうか・・
それはその人の解釈や視点の違いです。
対人関係でストレスを感じやすい人の原因のひとつは心の中でつねに「他人を裁いてしまう」クセがあるということです。
私たちの心の中は例えば、「上司がすぐさぼる」とか「同僚の洋服がダサい」とか「話し方が不愉快」とか「発言が傷つく」とか様々なことを絶えず心の中で裁いている自分がいます。
その結果、それがストレスとして蓄積されてしまいます。
そこで今回は、他人を批判したり裁いてしまうクセをなくすための視点の変え方を考えてみました。
1.人に自分の理想と期待を込めて見るのをやめる。
他人への批判は自分が思い描いている「理想・期待」と他人がつくり出す現実のギャップから起こります。
他人を見る時に理想や期待を込めないことが大切。
モチベーションが高くて理想が高い方ほど他人に求めるものが高くなり落胆することも多い傾向がありますよね。
ただご自分の理想像のテンプレートにしっかりはまる人ってそんなに多くないということを知ってほしいんです。
2.感情と事実を切り離す。
他人を批判するときって何かしらの感情がくっついていて事実をゆがませていることが多いです。
例えば潔癖症の方が片付けられない人を見て「だらしない」と批判するときは怒りの感情がくっついています。
女の人が美人な人を見て「派手でメイクが濃すぎる」と批判するとき、妬みや嫉妬の感情が隠れている場合があります。
そんな時はいったん感情をはずしてみて、
ただ単に「片付けるのが苦手な人」「きれいでメイクもしっかりされてる人」と事実だけを見るようにするといいと思います。
感情を外すってむずかしいけどニュートラル目線で見るクセをつけるとできるようになると思います。
3.そのひとの背景や環境を考える。
批判したくなる人の行為は、それだけをみると悪いことに見える場合もあるけど、その人の背景をみると見方が変わると思います。
なぜそういうことをしないといけない心境になったかという背景。
たとえば、お金を盗んだという子供がいたとします。
その盗んだ事実だけみると悪いことですよね。
でも背景で両親が亡くなって苦しい環境でお腹すいてつい盗んでしまったということを知るとどうですか?
また違った見方ができますよね。
環境は人によっていろいろです。思いやりがないと感じむかつく人ももしかしたら両親から愛情を与えられなくて育ったのが原因かもしれません。
事実よりもっと深いところに注目すると安易に批判しなくなると思います。
4.短所が見えたら長所を探す。
人も物事も常に光と闇の二面性があります。
短所に注目しすぎるとその人自体の存在まで否定してしまいます。
良くない行為をしたとしてもそれはその人のほんの一部です。そこだけを上手に改善するよう促すのもいいと思います。
誰にでも短所もあるけど長所もあって存在していることを認めてあげることが大切。
短所が目に付いたら同時に長所を探してみてください。
5.自分ルールをゆるめる。
他人を厳しく批判する人はご自分に対しても厳しい方が多いです。
きっちりされている方ほど他人のだらしなさにも目がいきますよね。
自分にやさしくなると人にも寛大になると思います。他人と自分はイコールであつかってしまいます。
自分を厳しいルールで縛るのをやめてみてくださいね。
6.皆それぞれ精一杯でやっていると信じる。
能力や忍耐力、価値観は人それぞれです。
もし仕事ができる人から見れば「自分だったらもっとできるのになんでこのくらいしかできないんだ!」と怒りの感情が芽生えることもありますよね。
でも、もしかしたらその人の精一杯でやっているのかもしれません。
それ以上を要求しても難しいときもあります。
人を批判しない(心でも口でも)提案いくつか挙げてみたので気に入ったものがあったら使ってみてくださいね。
これができると心が楽になると思います。
ただ批判しない・裁かないということと悪いことを見て見ぬふりすることは違います。
他人のありのままの事実を受け止めてよりよくなるために手を差し伸べるのは大切なこと。管理職の方・教育者はそこが難しいですよね。
大切なのは偏見で批判するのをやめるとその人には実は悪気がなく、私たちの仲間であるという真実が見えるということです。
皆さんのストレスが少しでも改善できますように・・・