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脳の自動プログラムに気づいて感情をコントロールする方法―アンカーとトリガーを書き換えよう

こんにちは!!瞳花(まなか)です。

 

みなさんは、このタイミングでどうしてもこういう行為になっちゃうとか

相手のこの反応で、キレてしまうとか

これを見るとこんな感情になってしまうとかいう経験ありませんか?

 

「ある」と答えてくださった方はすごいと思う。

もう、トリガーとアンカーを把握している可能性があるから。

 

私、心や脳の勉強するまでずっとそんなこと気づけなかったんです。

毎回おんなじパターンのこと繰り返してた・・

これ気づけてなかったら一生成長してないかもってこわくなった・・

 

ということで今日は「トリガー」と「アンカー」についてお話しますね。

 

人間は生まれてきてからいろんな体験をしてきて、その体験によって人・もの・現象の意味づけを植え付けて生きてきたんです。

ある意味、学習能力のひとつですよね。

その意味付けによって、目の前の出来事にたいして、反射的な思考・感情と行動が生まれます。

反射神経的な素早さで反応がでちゃうんです。

そのスピード感が半端ないので、なかなか止められないんです。

 

たとえば、私は虫がきらいなので、

ゴキブリとか虫とか見ちゃうとスゴイ勢いで逃げちゃったり、鳥肌や身体の硬直、恐怖という感情が出てきます。もうパニック・・・

それも見た瞬間のとっさの出来事。

その場合はゴキブリが「トリガー」になり、

恐怖や、鳥肌や硬直、逃げる行為などが「アンカー」になります。

 

それ以外にもこの香水の香りをかぐとあの時代のことがよみがえるとか、

パトカーを見るとドキッとする(昔やんちゃしてた人とかはね)とか、

馬鹿にされたり否定されたときに怒りのスイッチが入るとか、

狭いところに入ると(電車とか)具合悪くなるとか、

人それぞれ何かしらに反応しますよね。

それは追及していくとすべて、過去に理由があります。

 

つまり、

「アンカー」とは過去の記憶によって埋め込まれた心身状態。

「トリガー」とはアンカーを引きおこす「引き金」「刺激」のこと。

 

これのせいで、

失敗行動(人間関係、恋愛、仕事において)を勝手に繰り返してしまったり、

望んでいない現実を引き寄せてしまったり、

自分が嫌いになってしまったりする場合もあるんです。

 

どんなに心理学勉強していても、どんなに願望を頭に叩き込んでも、

いざ「トリガー」に出くわすとコントロール不能になっちゃうくらい最強のプログラミングなんです。

 

例えば、女性恐怖症の人がどうしても女性とお話しするとき緊張してしゃべれないとか赤面になるとかいうパターンが刻まれてるとしますよね、

そこで克服しようとイメトレしたり、自分は大丈夫と言い聞かせたりしていざ女性を目の前にするとやっぱりしゃべれないとかいう場合ありますよね。

 

で、「やっぱり自分はダメだ」とか「もうあきらめよう」とか

結局克服できない現実になってしまう。

それはもう「トリガー」と「アンカー」に支配されている証拠なんです。

 

恋愛や仕事においても、いつもこのパターンになってしまって失敗するとか自分が嫌いになるっていうクセってありますよね。

 

それを細かく分析することによって「トリガー」と「アンカー」を書き換えることができるんです。

 

まず、潜在意識が自動化してることって、「気づく」ことで解除できるんです。

 

いつも失敗してしまうこと、自分が嫌いになってしまうこと、自分で改善すべき問題行動を事前に書き換えて防ぐ方法を提案していきますね。

 

1.トリガーに気づいたらトリガーとアンカーのパターンを見抜く

潜在意識の無意識上のパターンは、客観的に気づいて把握することが大切です。

いつもこのパターンの行為が失敗を招くとか、自分の感情を落ち込ませているとか、自分を嫌いになるという「引き金」つまり「トリガー」に気づいてください。

それをノートに書き出してみます。

例えば、

トリガー・・・「相手から自分の意見を否定される、共感してくれない」

アンカー・・・「怒りの感情、認められないという不安」

→その後、不機嫌な行動、発言になる→自分がきらいになる→自分に価値がないと思ってしまう。

という行動パターン。これよく仕事面や恋愛でもあると思うので書きました。

こういう一連のパターンを把握することが大切です。

トリガーに出くわしたときに自分の行動が予想できるのでストップかけれます。

 

2.そのトリガーに対する意味づけを変える。

上の例でいくと、

トリガー・・・自分の意見が否定される。

ということの意味づけが、

「自分の存在を否定された」「自分には価値がない」「自尊心を傷つけられた」というふうになっているから不機嫌になってしまう可能性がありますよね。

その意味付けを変えていきます。

 

例えば、「価値観や意見がまったく同じひとなんかいない」「みんなそれぞれの意見を言う権利はある」「自分の意見を否定されても自分の存在の価値は下がらない」などの解釈をします。

 

そんな感じで一つずつの意味づけを変えていくんです。

人それぞれ、このタイミングでこういう反応しちゃうことで自分が嫌いになるなというものってあると思うんです。

 

変えたいと思う所だけでいいですよ。

全部変えようと思ったら大変だから無理なく。

 

その意味付けが変えれるとそのあとの反応も変わってくると思うんです。

「自分の意見が否定される」→キレる

という行為が、

「自分の意見が否定される」→「あなたの意見はそうなんですね」と穏やかに受け入れられるようになります。

こっちのほうが大人な対応ですよね。

 

3.過去の楽しかったとき成功したときの感情・体感をはりつける。

誰にでも楽しかった時、喜んでいるとき、成功している時の体験って探せばいくらでもあると思います。

その時の体感、感情ってどんな感じでしたか?

それをすぐ感じれるようにイメトレしててください。

これをしたらこの感情をすぐ感じれるという新たな「トリガー」「アンカー」をつくるんです。

例えば嫌な感情になりそうなときに、この動きをするとか、このパワーストーンをさわるとか、ネックレスをさわるとか、決めておくんです。

その動きをすれば、過去の成功したときの感覚を思い出すというパターンをつくっとくのも安心ですよね。

 

難しく考えると難しいけど、

楽しんでやると簡単ですよ。

あたしはハワイ好きなんで、なにかしらハワイの情動・体感を呼び起こすようにしていました。

ハワイの香水つけるとか、ハワイのブレスレットつけるとかいろんな方法でハワイ感つくってるときもありましたよ。

常に、頭の中がハワイっていうと信用なくしちゃいそうですけどね・・・

 

みなさんもご自分が幸せで輝いている時ってどんな体感、感情かなって考えてみてくださいね。

嫌なトリガー出て来たら、常に幸せなアンカーに置き換えてみてください。

 

不安感や恐怖のトリガーが全て書き換えれると最強ですよね。

定着するまで回数重ねる必要があるので、あせらず少しずつ変えていってみてくださいね。

 

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